
イジョンフのフォーシーム打率.158。
アメリカでフォーシームと呼ばれる球種、韓国では通常ストレートと呼ぶ。バッターから見てボールが一回転する間に縫い目が4回見えるところからそう呼ばれる。バックスピンがかかり揚力が働き少し浮き上がるような軌道となる。イジョンフは開幕から15試合を消化し打率.322 ホームラン3本 ops1.038と好調だ。どんな球種を打ったのか?そのデータを見ると意外な特徴が現われた。極端にフォーシームが打てていない。なんとストレートの打率が .158であった。変化球に対してはどの球種に対しても0.333以上を打ってるので変化球は苦にしていないことはわかる。まだサンプルが少ないので結論を出すのは早いですがやや心配です。これからストレートの打率が上がっていくことを期待したいです。ちなみに2024年は手術が必要なくらいの肩のケガで途中でシーズンアウトしてしまいました。その2か月間のフォーシームの打率はどうだったかというと0.259でした。確かに他の球種に比べて数字は悪かったです。ここでメジャーのピッチャーの速球が打てないのではないかと心配になる人もいるでしょう。これは調べてみるとどうやら違うようです。速球は下のデータのように打っています。
96マイル以上フォーシーム打率
25シーズン10打席3安打 .333
24シーズン17打席5安打
問題は96マイル以下です。
14打席0安打
24シーズンはフォーシーム93~96マイルに対して27打数2安打。0.167。一番打てませんでした。ピッチャーが投げる一番多い球種がフォーシームです。その中で最も一般的な球速に対して結果が出ていない。ちょっと不思議ですね。どうやら変化球のタイミングに合わせて変化球が来た時は打てるようです。しかしフォーシームを中心に投げてきた場合にどう攻略していくかが今後の活躍のカギになりそうです。
韓国の反応
・それでも早いボールはちゃんと打ってるのが本当に不思議です
・非常に速いボールの場合は最初から狙ってタイミングを合わせるから対応できてるようです。ただ平均的なストレートはイ·ジョンフ選手特有のボールを見てから打つバッティングスタイルなので少し苦戦してるのかな?
・速球が打てないのかと思って心配しました。そうじゃなくて良かったよ。それならばちゃんと攻略できるだろう。
むしろ希望的な指標です
・今日の先発ピッチャーは平均球速96マイルだ。フォーシーム34%、
変化球は5種類。どう勝負するか注目して見たいですね
・ここまで見てきてストレートに弱いわけではありません
・中途半端な球速でストライクゾーンに入ってくる直球はスプリッターと勘違いして沈むと予想して打たないようです。
・このデータは気にしなくていいよ。まだ序盤だし。
・もっと見守らなければなりません。 コンタクト型打者ですから。野球センスが優れ今後変わって適応できるでしょう。きっと進化する可能性が高いです。
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