
「眩惑」は現在ディズニープラスで配信されている韓国人気のドラマだ。
スジとキム・ソンホの共演で韓国のウェブトゥーンで人気になったものの実写化だ。
1935年の日本による植民地時代が舞台で
無名の画家がある女性の肖像画を描くことを依頼される
その女性のミステリアスな正体が徐々に明らかになっていくにつれ画家が女性に惑わされ人生を狂わされていく物語だ
その撮影が済州島で行われていたのであるが
撮影後に現地の住人によるSNSの一つの投稿が世間に知れ渡り
映像制作会社が謝罪する事態となった
SNSには森の中にプラスチックのコーヒーカップやビニール袋に入ったゴミが大量に散乱する写真がある
この住人はこの近くの場所でドラマの撮影が行われていたことを知っていた
ゴミを調べてみると撮影に使われたことが一目でわかるドラマ関係のものがあった
これは間違いなく「眩惑」の撮影スタッフが捨てて行ったものだと確信した住人は写真付きでそのことをSNSに投稿したのだ
この投稿は瞬く間にたくさんの人に閲覧され
これを知ったネットユーザーたちは
「こんな非常識な事をするのはどこの会社ですか?」、「中には捨ててはいない危険なものまで映ってるよ」
「島の人の迷惑は考えないのか?」と言った声が聞かれ怒りに満ちていた。
このことが世間の目に晒されると
「眩惑」の製作会社はやっと公の場に姿を現し「時間が無くゴミをその場に捨ててしまいました。ご迷惑をおかけして申し訳ありません」と謝罪した
さらに「撮影が終わる時間が遅くなってしまい現地のゴミ捨て場の場所がわからなかった。初めから不法投棄するつもりだったわけではありません」とやむを得なかった事情を語った
「撮影後、地域に迷惑をかける行為をしてしまい不便をかけた心より謝罪したい。今後の撮影では二度と同じことが起こらないよう注意する」と伝えた。
最近、韓国のドラマの撮影現場のでの迷惑行為がネットで話題になっている
ネットフリックスオリジナルドラマである「Mr.プランクトン」は済州島で撮影後ゴミを不法投棄した。
同じくドラマの「ヒーローではありませんが」は病院での撮影で病院の業務を邪魔した
「イカゲーム2」の撮影の時に使用した仁川空港では撮影スタッフが空港職員にパワハラのような言動をした等々
ネット専門のドラマが増えるにしたがってこのような事件が韓国では増えている


