ドジャースの大谷翔平が立て続けに47、48号ホームランを放ちナショナルリーグ本塁打王争いが激しくなってきた。
大谷は8日オリオールズとの試合で1番指名打者で出場。
1回と3回にソロホームラン日本をたたき出しバットが火を噴いた。
オリオールズの先発は日本人投手の菅野ともゆきだ。
初回の第一打席。
2球目の外角高目に入ってきた151.9キロのシンカーを振り打球はあっという間にセンターのフェンスを越えるホームランとなった。
打球速度は176km、推定飛距離125メートル。
これが今シーズン47号ホームラン。
先頭打者ホームランはシーズン12本目だ。ドジャースの先頭打者ホームランの最多記録は2023年のムーキーベッツが最高で12本。この記録に大谷が並んだわけだ。
歴代の記録でも最多は2024年にフィリーズのカイル·シュワバーの15本、2003年ヤンキースのソリアーノの13本。とうとう大谷は歴代3位にまでなった
続く三回にも大谷の勢いは止まらない。
先頭打者として登場した大谷は2打席目でもホームランを放った。
ツーボールから菅野の投げた3球目の152.7キロの速球が内角に入る。
これを少し肘をたたみながら鋭いスイングで打ち返しまたセンターのフェンスを越えるホームランとなった。
これでシーズン48号ホームラン。
一試合2本のホームランはこれで今シーズン4回目だ。
一位のシュワバーが49本なのであと一本差だ。
シュワバーは先月29日、ブレーブス戦で4本のホームランを固め打ちした。しかしこのあとは全くホームランが出ていない。8試合連続ホームランなしで足踏み状態が続いている
この間、大谷が3本打ちトップに肉薄してきた
大谷は2023年ア・リーグのエンゼルス時代に44本を放ちホームラン王となった。
そして誰もが記憶している2024年ドジャースで54本打ってホームラン王となった。
そして今シーズン最後の局面で三年連続ホームラン王の称号を手に入れるべく打席に集中している


