
24歳の男子大学生記者が妊娠と出産の困難さを理解するために妊婦さん体験をした
午前7時から「妊婦体験服」を着用し出勤
自宅に戻るまでを体験したのだが想像以上に重く午後4時に脱いだ時には激しい肉体労働をしたように疲れ果てていた
場所: ソウル
妊婦体験服を着用した際の第一歩目の感想
これは本当に大変なことになったなという思いが頭をよぎった
体験服の重さは約6kg
これは妊娠6〜7ヶ月の胎児の重さと同じだ
妊娠体験服は値段30万~40万ウォン。今回使用したものは産後ケア業者からのレンタルだ。3日間のレンタル費用は3万5千ウォン。
なお城東区唐津市などの自治体でも体験服をレンタルできる。
体験服は肩ひもを肩にかけた後背中についたベルト4本を引っ張って固定する
ちょうどリュックを前に当てるような感じだ。

記者はエレベーターのない5階に住んでおり階段を降りるところから大変な思いをした。
少しでも気を抜くと重心が前に傾き転落しそうになる。
自宅から地下鉄1号線鷺梁津駅までは徒歩10分。ここで鐘閣駅で降りた後総合ニュース社屋までさらに10分歩く。
涼しい季節だったが鷺梁津駅に到着する時点で真夏の炎天下を歩いてきたかのように大粒の汗が噴き出した
電車では空席がなく15分間ずっと立っていた。
電車が少し揺れただけでも倒れそうになる。
普段は気にしてなかった妊婦優先席の有難みが身に染みてわかった
電車の中で一つミッションが命じられていた
妊婦体験服を着た姿を誰かに撮影してもらうこと。
これが想像以上に困難を極めた。「あの、すみません」と丁寧に声をかけても自分の姿を見た人たちがおかしな人と思い逃げていく。
目を合わせず別の車両に移動する人もいた
何とか優しいおばさんに写真を撮ってもらいミッション終了
鍾閣駅で降りて交差点の横断歩道で青信号を待つ。
信号が青になり渡るのだが体が重く普段通りに歩けない。歩道なら問題ないが時間制限のある横断報道はプレッシャーがかかる
なんとか全速力で歩きようやく長い横断歩道を渡り終える
しかしそれ以上に困ったのは建物の階段だ。
体が鉛のように重く普通の速度で登ったり降りることがでない
まるで急な斜面を登る登山のように感じられる
何とか会社に到着し自分のデスクの前に座ると、改めて妊婦さんは大変だなと思った

この日は普通にデスクで仕事をするが問題はトイレであった
洋式トイレに座るときのしゃがんだりズボンを上げ下げしたりすべての動作が難しい
昼食の時間の食事も楽ではない。
体が重いせいで気になって食欲も落ちる

動きが鈍くなったせいでテーブルのコーヒーを床にこぼしたりもした
床にこぼしたコーヒーを拭くのも一苦労
健康な20代の男性がたった9時間の体験でも重労働に感じるくらい大変だ
妊娠した女性の大変さを知るため男性は一日くらい着用して生活してみることを推奨したいと記者は語った


